予防治療
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予防治療とは
予防治療とは、虫歯や歯周病になってから治療を行うのではなく、お口の健康を維持するために定期的な管理やケアを行うことを目的とした歯科医療です。
虫歯や歯周病は、初期の段階では自覚症状が少ないまま進行することがあります。そのため、症状が出てから治療を行うだけでなく、定期的にお口の状態を確認しながら予防に取り組むことが大切です。
当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態やリスクに合わせた予防プログラムをご提案しています。
予防治療が大切な理由
虫歯・歯周病が発症進行しない環境を作ること
一度削ってしまった歯は元には戻りません。また、歯周病によって失われた歯を支える骨も、状態によっては元通りに回復することが難しい場合があります。痛みが改善しても、歯や骨が元の状態に戻るわけではありません。虫歯や歯周病の治療を繰り返すことで、歯への負担が大きくなることもあります。
そのため当院では、治療を行うだけでなく、再治療のリスクをできるだけ減らすための予防治療を大切にしています。
SMT(唾液検査)によるリスクチェック
当院では、SMT(Salivary Multi Test)を活用した唾液検査を行っています。
唾液を採取して測定することで、お口の状態を数値化し、虫歯や歯周病のリスクを把握するための参考情報として活用しています。
検査は、採取・測定・結果説明の3ステップで行い、検査時間は約5分です。検査結果をもとに、患者さま一人ひとりに合わせたセルフケアや予防プログラムをご提案しています。
SMTで確認できる項目
虫歯リスクに関する項目
虫歯菌
虫歯菌が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。SMTでは、う蝕原性菌数との関連性が認められているグラム陽性菌群によるレサズリンの還元能を検出しています。
酸性度
唾液の酸性度が高いと、口腔環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。SMTでは、pH指示薬の呈色変化から水素イオン量を検出しています。
緩衝能
唾液には、虫歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。SMTでは、一定量の酸存在下の複合pH指示薬の呈色変化から、酸に対する唾液の中和力を検出しています。
歯ぐきの健康に関する項目
白血球
歯と歯ぐきの間で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用により唾液中の白血球が増加することが知られています。SMTでは、尿検査に用いられている試験紙の技術を応用し、白血球エステラーゼ活性を検出しています。
タンパク質
口腔内細菌や、歯と歯ぐきの間にあるバイオフィルム(プラーク)の影響により、唾液中のタンパク質が多くなることが知られています。SMTでは、尿検査に用いられている試験紙の技術を応用し、色素結合法により総タンパク質量を測定しています。
お口の清潔度に関する項目
アンモニア
口腔内の細菌総数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。SMTでは、血液検査で用いられている試験紙の技術を応用し、酵素サイクリング法によりアンモニアを検出しています。
定期メンテナンスについて
予防治療では、ご自宅でのセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスの両方が大切です。
歯科医院では、普段の歯磨きでは落としきれない汚れの除去や、お口の状態の確認を行います。また、ブラッシング方法や生活習慣についてもアドバイスを行い、お口の健康維持をサポートします。
メンテナンスの頻度
メンテナンスの頻度は、お口の状態や虫歯・歯周病のリスクによって異なります。
一般的には3カ月程度を目安に定期検診を受けていただくことをご提案していますが、患者さまによって間隔は異なります。
当院では、検査結果やお口の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせたメンテナンス間隔をご案内しています。
お口の健康を長く維持するために
ルミエールデンタルオフィスでは、「歯が痛くなった時に通う歯科医院」だけでなく、「お口の健康を維持するために定期的に通う歯科医院」を目指しています。
患者さまのお口の状態や生活習慣に合わせて、セルフケア用品の選定や予防プログラムのご提案も行っています。
お口の健康について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。